Maya ArnoldのRender Settings項目について
Arnold Renderer
目次
Sampling
レンダリングノイズを調整
- Camera AA
- 全体的なサンプル数
- 数値を上げるとノイズは減るが、急激にレンダリング時間が増えるので、個別の項目を調整することをお勧め
- モーションブラー、被写界深度、髪の毛などのノイズは[Camera AA]を上げなければ改善できない
- 数値を上げるとノイズは減るが、急激にレンダリング時間が増えるので、個別の項目を調整することをお勧め
- 全体的なサンプル数
- Diffuse / 拡散反射光
- Diffuseのノイズに関するサンプル数
- Specular/ 鏡面反射光
- SpecularやRoughnessのノイズに関するサンプル数
- 金属の光沢などのノイズ軽減
- SpecularやRoughnessのノイズに関するサンプル数
- Transmission/ 透過
- 透過や屈折のノイズに関するサンプル数
- ガラスや液体などのノイズ軽減
- 透過や屈折のノイズに関するサンプル数
- SSS/ Subsurface Scattering
- SSSのノイズに関するサンプル数
- Volume indirect/ 拡散反射光
- ボリュームのノイズに関するサンプル数
- パーティクルで炎や煙などエフェクトのノイズ軽減
- ゴッドレイなどのAtmosphere Volumeは[Volume indirect]のサンプル値は影響を与えない
- ボリュームのノイズに関するサンプル数
- Lock Sampling Pattern
- ON: フレーム番号でサンプリングノイズが変化させない
- Use Autobump in SSS/ 拡散反射光
- ON: レイトレースの計算結果にDisplacementのAutobumpの影響を与え、精度が高く正確になる
- レンダリンク時間は3倍になる
- ON: レイトレースの計算結果にDisplacementのAutobumpの影響を与え、精度が高く正確になる
Clamping
- Clamp AA Samples
- Affect AOVs
- AA Clamp Value
- Indirect Clamp Value
Filter
- Type
- Width
Ray Depth
複数の重なった透明オブジェクトや反射物の映り込みで黒い部分がある時は[Ray Depth]の設定を確認
- Total
- Rayのトータル最大回数
- Diffuse
- DiffuseのRayがオブジェクトに当たり跳ね返る回数
- オブジェクトが沢山あると影響が出やすい
- 数値を上げるとシーンが明るくなる
- DiffuseのRayがオブジェクトに当たり跳ね返る回数
- Specular
- 光沢のある物の反射されるRayの最大回数
- 1: 1回しか反射しない→映り込んでいるオブジェクトが黒くなる
- 光沢のある物の反射されるRayの最大回数
- Transmission
- 屈折させるRayの最大回数
- 0: 透過せず不透明に
- 屈折させるRayの最大回数
- Volume
- ボリュームのRay反射回数
- 数値が低いとパーティクルで作った雲などが暗くなるなど
- ボリュームのRay反射回数
- Transparency Depth
- 透明度の許容回数
- 数値回数以上に透明なオブジェクトが重なっているとき、数値以降に重なっている透明オブジェクトは不透明なオブジェクトとして認識される
- 沢山重なっている板ポリ髪で黒くなる部分があるなど
- 数値回数以上に透明なオブジェクトが重なっているとき、数値以降に重なっている透明オブジェクトは不透明なオブジェクトとして認識される
- 透明度の許容回数
System
Licensing
- Abort On License Fail
- Arnoldのライセンスがないマシンを飛ばしたい時にON