作業を開始する際に、シーンの設定を確認する癖をつけましょう。
- サイズ単位
- 特に大切!
- 作品を仕上げるまでに様々なソフトでデータを行き来します。例えばMaya, 3dsmax, Houdiniなど。
これらで単位が統一されていない場合、予期せぬ不具合や、設定のし直しなどが発生します。
作業開始時に何を使うか確認しましょう。
- 作品を仕上げるまでに様々なソフトでデータを行き来します。例えばMaya, 3dsmax, Houdiniなど。
- 主流はcm
- 特に指定されない場合は大体cm
- リアルスケールで100mくらいの物ばかりを作成するときmを使うことも
- 特に指定されない場合は大体cm
- 特に大切!
- FPS(フレームレート)
- 動画の1秒間に何枚の画像で構成するかを示す単位
- 数値が大きいほど被写体の動きがなめらかになるが、データ量が増える。
- モデリング作業自体にはあまり影響はないが、チェック画像作成などに動画を書き出す際に影響がある
- .exrや.tiffなど連番で決まったフレーム数で書き出す際は特に影響はない
- 主な種類
- 24fps(23.98fps)--------映画
- 25fps--------------欧州のテレビ(PAL圏内)
- 30fps(29.97fps)--------日本のテレビ(HTSC圏内)
- 50fps--------------欧州の4K・8Kテレビ(PAL圏内)
- 60fps(59.94fps)--------日本の4K・8Kテレビ(HTSC圏内)
目次
MayaのScene setting
3ds MaxのScene setting
3dsMaxの場合は、ディスプレイ単位とシステム単位を個別に設定ができるので、合わせるためには2か所設定
Pentablet(おまけ)
ペンタブの設定は作業しやすいものに変更しておきましょう。
Maya, 3dsMax, Zbrush, Photoshoなど多くのアプリケーションで作業がしやすくなります。
私は以下のように設定して使っています。
上が中ボタン・下が右ボタンの人もいます。試してみて使いやすいほうを使ってみてください。